■レーシック情報:レーシックとドライアイとの関係ブログ:2016-03-27
物を通して
両親と子供の気持ちのつながりが捻れてしまった…
そんな二つの切ない光景が、
おいらはいつも思い出されます。
一つは…
単においらがわがままだったせいか、
親子のコミュニケーションが
上手くいってなかったからなのかわかりませんが…
ある日、ママが
かわいらしすぎて
当時のおいらには似合わなかったと思われる柄の
ポーチを買ってきてくれたときのこと。
おいらの文句がエスカレートしてケンカになり、
おいらは激しく泣き叫び、ママも泣かせてしまいました。
挙句の果て、
そのポーチは外に投げ捨てられ、
あめに濡れて転がっていました。
このケンカは、
お互いにわかってもらえない
気持ちのぶつかり合いだったようです。
ポーチにママのおいらへの気持ちがこもっていることは
ケンカの最中も十分感じていたので、
あめに濡れるポーチは
ひときわ悲しくおいらの目に映りました。
その後、落ち着いてから拾ってきて
長い間使うことになったのですが…
もう一つは…
弟がお父さんに買ってもらった
ミキサー車のおもちゃにまつわる光景です。
とってもおもしろいおもちゃで
弟は大喜び!!
庭の砂を入れては出す…という遊びに
日々熱中していました。
でも、その遊び方が
お父さんは気に入らなかったみたいです。
戦争中志願して入隊したような人ですから、
木刀を振り回しているような
男の子を望んだのかもしれません。
お父さんは突然怒り出し、
そのおもちゃを蹴り飛ばして壊してしまったのです。
砂の上に無残に転がる壊れたおもちゃ。
そばにはもう弟の姿もなく…
後日悪かったと思ったお父さんが
より高性能なものを買い直して来たのですが、
どんなになだめても、
弟がそれで遊ぶことはもうありませんでした。